2015-03-21(土) 春本番の暖かさ
_ 国立歴史民俗博物館
国立歴史民俗博物館で、「大ニセモノ博覧会-贋造と模倣の文化史-」という企画展示があるというので、行ってきた。
各地の旧家が所蔵しているという書画。真筆もあれば偽作もある。素人目には本物に見えるものでも、専門家が見れば、簡単にニセモノと見抜いてしまうものが多らしい。
偽作ではなく、研究のためのレプリカ。江戸時代の小判を再現したというのも、なかなか興味深かった。個人的に、大ヒットだったのは、同じく江戸時代に大流行したという人魚のミイラ。これを再現したらしい。ガイドの方によれば、当時と全く同じ方法で製作したとか。これも研究の一環なのだろうが、純粋に面白かった。
資料としては、海外の贋作の新聞記事を元にした資料も展示されていたが、さすがに現物をみることは出来なかった。コピーでも良いので展示してくれたら、一層面白かったと思う。
Copyright (C) 2005-2012 by Hidenosuke. All rights reserved.
mailto: hidenosuke_at_hidenosuke_dot_org or hideo.oshima_at_gmail_dot_com